通信制高校から推薦で大学に行ける?│普通の高校と条件はまったく同じです
2021/11/17
通信制高校から推薦で大学に行けます。
なぜなら、全日制・定時制・通信制は同じ「高等学校」だからです。
受験のシステムには、一切の違いはありません。
推薦入試は2020年度からは「学校推薦型選抜」という名称になりました。
学校推薦型選抜には「公募制」と「指定校制」があります。
これも全日制・定時制・通信制で全く変わりありません。
では、今から公募制と指定校制に分けて
詳細を具体的に解説していきます。
1. 公募制
公募制とは大学の求める基準を満たしていれば全国どの高校からも出願できる方式です。
全日制とは通信制とかの指定はありません。
だから何の問題もなく通信制高校の生徒が普通に出願できます。
1.1 出願基準は評定平均
主な出願基準は「評定平均」という高校在籍時の学力評価値です。
「5段階評価での平均値が3.8以上」のように出願資格が限定されます。
この評価も全日制・定時制・通信制で区別されません。
全日制A高校の3.8も通信制B高校の3.8も同じ評価なのです。
つまり通信制高校だからという理由で不利には全くならないのです。
1.2 受験までの流れ
評定平均(で殆ど決まりです)その他の条件を満たしていれば
在籍している通信制高校に「推薦書」を書いてもらいます。
後は入学試験(大半は小論文と面接)を受けるだけです。
ここでも通信制高校だからと不利になることは無いので
自信をもって試験にのぞみましょう。
だからコツコツと真面目に勉強して、評定平均を上げるように努力しましょう。
考えてみれば当たり前のことですね。
全日制でも通信制でも、することは全く同じなのです。
2. 指定校制
指定校制は大学が高校を指定します。
ほとんどの通信制高校は、どこかの大学・専門学校の指定校になっているはずです。
この指定校制でも通信制高校という理由で不利になることは無いのです。
2.1 高校別に異なる指定
指定校制は大学が主導権を握っています。
どのように高校を指定するかは、大学の自由です。
だから、以下のようなことが普通に生じます。
A高校 有名△△大学1名、有名○○大学2名、中堅▲▲大学2名
B高校 中堅▲▲大学1名、無名■■大学1名
また、同じ高校でも全日制と通信制で指定が異なる場合もあります。
だから以下のようなことも生じます。
A高校(全日制) 有名△△大学1名、有名○○大学2名、中堅▲▲大学2名
A高校(通信制) 中堅▲▲大学1名、無名■■大学1名
どのような大学から指定校になっているか、質問すれば教えてくれる高校もあります。
興味があれば問い合わせてみても良いでしょう。
2.2 受験までの流れ
指定校の出願条件を満たしていれば、高校に出願希望を出すことになります。
希望すれば必ず推薦してもらえるわけではありません。
例えば2名の枠に3名が希望すれば校内選考が行われます。
選考は課外活動や積極性など総合的に評価されるのが普通です。
その基準は高校毎に異なります。
選考に受かれば推薦書を書いてもらえます。
指定校推薦での入試は面接が殆どです。
指定校推薦では合格の可能性がかなり高いと言えます。
ー コラム ー
意外かもしれませんが「大学受験には通信制高校の方が有利」という側面があります。
例えば難関大学を受験するために、あえて通信制高校に転学する生徒がいます。
全日制高校でのホームルームや美術の時間などがもったいない、というのです。
それよりも通信制高校の学習を手早く済ませ「大学受験予備校とダブルスクール」で学ぶ、という方法です。
実際その方法で国立大学や難関私立大学に合格した生徒を何名も見てきました。
ーーー
もうひとつが、まさにこのブログで書いた「推薦をねらう」方法です。
はっきり言って、全日制に比べれば、通信制で高い評定平均をとるほうがやさしいです。
だから真面目に勉強をすれば、思っていたよりも難関の大学に合格する可能性も出てきます。
いずれにしても、ひとつだけ確かなことがあります。
「通信制高校だからという理由で不利になることは無い」ということです。
皆さん自信を持って、進路を切り開いてください。
3. まとめ
通信制高校から推薦で大学に行けます。
全日制・定時制・通信制で受験システムに一切の違いはありません。
推薦入試は2020年度からは「学校推薦型選抜」という名称になりました。
学校推薦型選抜には「公募制」と「指定校制」があります。
公募制とは評定平均など大学の求める基準を満たしていればどの高校からも出願できる方式です。
何の問題もなく通信制高校の生徒が普通に出願できます。
全日制A高校の3.8も通信制B高校の3.8も同じ評価です。
つまり通信制高校だからという理由で不利には全くならないのです。
指定校制は大学が高校を指定します。
ほとんどの通信制高校は、どこかの大学・専門学校の指定校になっているはずです。
この指定校制でも通信制高校という理由で不利になることは無いのです。
どのような大学から指定校になっているか、質問すれば教えてくれる高校もあります。
興味があれば問い合わせてみても良いでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なぜなら、全日制・定時制・通信制は同じ「高等学校」だからです。
受験のシステムには、一切の違いはありません。
推薦入試は2020年度からは「学校推薦型選抜」という名称になりました。
学校推薦型選抜には「公募制」と「指定校制」があります。
これも全日制・定時制・通信制で全く変わりありません。
では、今から公募制と指定校制に分けて
詳細を具体的に解説していきます。
1. 公募制
公募制とは大学の求める基準を満たしていれば全国どの高校からも出願できる方式です。
全日制とは通信制とかの指定はありません。
だから何の問題もなく通信制高校の生徒が普通に出願できます。
1.1 出願基準は評定平均
主な出願基準は「評定平均」という高校在籍時の学力評価値です。
「5段階評価での平均値が3.8以上」のように出願資格が限定されます。
この評価も全日制・定時制・通信制で区別されません。
全日制A高校の3.8も通信制B高校の3.8も同じ評価なのです。
つまり通信制高校だからという理由で不利には全くならないのです。
1.2 受験までの流れ
評定平均(で殆ど決まりです)その他の条件を満たしていれば
在籍している通信制高校に「推薦書」を書いてもらいます。
後は入学試験(大半は小論文と面接)を受けるだけです。
ここでも通信制高校だからと不利になることは無いので
自信をもって試験にのぞみましょう。
だからコツコツと真面目に勉強して、評定平均を上げるように努力しましょう。
考えてみれば当たり前のことですね。
全日制でも通信制でも、することは全く同じなのです。
2. 指定校制
指定校制は大学が高校を指定します。
ほとんどの通信制高校は、どこかの大学・専門学校の指定校になっているはずです。
この指定校制でも通信制高校という理由で不利になることは無いのです。
2.1 高校別に異なる指定
指定校制は大学が主導権を握っています。
どのように高校を指定するかは、大学の自由です。
だから、以下のようなことが普通に生じます。
A高校 有名△△大学1名、有名○○大学2名、中堅▲▲大学2名
B高校 中堅▲▲大学1名、無名■■大学1名
また、同じ高校でも全日制と通信制で指定が異なる場合もあります。
だから以下のようなことも生じます。
A高校(全日制) 有名△△大学1名、有名○○大学2名、中堅▲▲大学2名
A高校(通信制) 中堅▲▲大学1名、無名■■大学1名
どのような大学から指定校になっているか、質問すれば教えてくれる高校もあります。
興味があれば問い合わせてみても良いでしょう。
2.2 受験までの流れ
指定校の出願条件を満たしていれば、高校に出願希望を出すことになります。
希望すれば必ず推薦してもらえるわけではありません。
例えば2名の枠に3名が希望すれば校内選考が行われます。
選考は課外活動や積極性など総合的に評価されるのが普通です。
その基準は高校毎に異なります。
選考に受かれば推薦書を書いてもらえます。
指定校推薦での入試は面接が殆どです。
指定校推薦では合格の可能性がかなり高いと言えます。
ー コラム ー
意外かもしれませんが「大学受験には通信制高校の方が有利」という側面があります。
例えば難関大学を受験するために、あえて通信制高校に転学する生徒がいます。
全日制高校でのホームルームや美術の時間などがもったいない、というのです。
それよりも通信制高校の学習を手早く済ませ「大学受験予備校とダブルスクール」で学ぶ、という方法です。
実際その方法で国立大学や難関私立大学に合格した生徒を何名も見てきました。
ーーー
もうひとつが、まさにこのブログで書いた「推薦をねらう」方法です。
はっきり言って、全日制に比べれば、通信制で高い評定平均をとるほうがやさしいです。
だから真面目に勉強をすれば、思っていたよりも難関の大学に合格する可能性も出てきます。
いずれにしても、ひとつだけ確かなことがあります。
「通信制高校だからという理由で不利になることは無い」ということです。
皆さん自信を持って、進路を切り開いてください。
3. まとめ
通信制高校から推薦で大学に行けます。
全日制・定時制・通信制で受験システムに一切の違いはありません。
推薦入試は2020年度からは「学校推薦型選抜」という名称になりました。
学校推薦型選抜には「公募制」と「指定校制」があります。
公募制とは評定平均など大学の求める基準を満たしていればどの高校からも出願できる方式です。
何の問題もなく通信制高校の生徒が普通に出願できます。
全日制A高校の3.8も通信制B高校の3.8も同じ評価です。
つまり通信制高校だからという理由で不利には全くならないのです。
指定校制は大学が高校を指定します。
ほとんどの通信制高校は、どこかの大学・専門学校の指定校になっているはずです。
この指定校制でも通信制高校という理由で不利になることは無いのです。
どのような大学から指定校になっているか、質問すれば教えてくれる高校もあります。
興味があれば問い合わせてみても良いでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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