通信制高校の面接に受かるには?│よく尋ねられる質問と合格必勝法
2021/08/29
通信制高校にも入学試験があります。
ほとんどの場合、面接試験で合否が決まると考えてください。
では通信制高校の面接に受かるには、どうしたらいいでしょうか。
ポイントを分かりやすく解説します。
1. 合格するポイント
通信制高校の面接は落とすことが目的ではないです。
生徒の人となりを知り、適切なサポート方法を検討するヒントにする、というのが主な目的です。
だから滅多なことでは面接で不合格にならないのです。
しかし、それでも不合格になる場合があります。
不合格になるケースについて具体例で解説します。
(ほとんどの場合は合格ですので、不合格のケースを知るだけで十分です)
また、面接でどんな質問がされるかも知っておいたほうが安心ですね。
これも具体的にお話します。
1.1 不合格になるケース
以下に述べるケースは不合格になる可能性が高いです。
まったくやる気が無い
勉強についていけない
環境が合わない
それぞれについて、私が経験した具体例で説明します。
1.1.1 まったくやる気が無い
志望動機をたずねたところ、その答が
「親に行けと言われたから」でした。
では、自分では入りたくないの?と尋ねると
「どこにも行かないよりマシだから」という答。
ここまで「まったくやる気が無い」ことを耳にするのは、滅多にありません。
結果はどうだったか…ご想像におまかせします。
1.1.2 勉強についていけない
母親が東南アジアの国の人で、日本人の男性と再婚。
中3で日本に連れられてきて、公立中学に入り、おはよう、さようなら程度の日本語会話しか出来ない。
面接は英語で行い、人柄は良いことを確認。
読み書きを確かめるために、簡単な国語の筆記テストを実行。
そして判明したのは「漢字がまったく分からない」ということ。
これではレポートを自分で進めることは不可能です。
その結果として「お金はかかっても1対1の家庭教師スタイル」の通信制高校・サポート校をおすすめしました。
1.1.3 環境が合わない
とことん大人しい、だから人に迷惑をかけるわけではない。
ただ、人が怖くて一言も話せず、精神的な障害が明らかで、保護者同伴でないと指導は困難と見られる。
障害のある方には、それなりの人員・設備がそろったところが必要です。
(大抵は公立の施設になります)
中途半端に受け入れるのは無責任な行為になります。
身体的な障害も同じです。
無責任に受け入れることは命の危険に直結します。
通信制高校ではなく人員・設備の整った特別支援学校を検討しましょう。
1.2 面接の内容
「志望理由」は必ず尋ねられると保証してもいいでしょう。
なぜ入りたいか、というのはどんな入学面接でも就職面接でも必ず尋ねられる質問です。
どういう理由で入学したいのか、は面接官が一番興味のあることです。
次によく尋ねられるのは「将来の夢や進路の希望」です。
何も決まっていなくても問題ありません。
「これから考えていきたい」でも立派な答です。
そして、あとは今までの中学校生活や部活動の経験が尋ねられるでしょう。
今までの人生の過ごし方を知り、今後の指導に活かしたいからです。
以上の質問をまとめると、面接を受ける人の「過去・現在・未来」について尋ねられる、と考えて良いと思います。
それはすべて生徒の人となりを知りたいからです。
上手に答えられなくても、それで不合格にはならないことを覚えておいてください。
前の項で述べたように、落ちるのは「まったくやる気がない、とか反抗的な姿勢」の場合くらいでしょう。
だから安心して、素直に自分の気持ちを話してください。
2. 服装・髪型
面接は見た目も大切です。
しかし難しく考える必要はありません。
服装や髪型で落ちることは、とても稀です。
しかし、最低限のマナーも守れていないと落ちるかもしれません。
良い例・悪い例を示しますので参考にしてください。
2.1 服装・髪型の良い例
もっともオススメは中学生なら中学校の制服、高校生なら高校の制服を着ていくことです。
髪は地毛の色で、派手なアクセサリーは身に着けないでいくこと。
これだけで完璧です!
もちろん私服で構わないです。
一言でいえば清潔感を意識した服装が好ましいです。
夏ならば薄着で構いませんが、ジャケットを羽織ると好感度は上がるでしょう。
2.2 服装・髪型の悪い例
リラックスした雰囲気で結構ですが、以下だけは注意しましょう。
鼻ピアス・金髪に、革ジャンのような威圧感を与える服装はバツですね。
椅子にもたれて足を組んで、スマホとペットボトルを手にしながら…
つまり自ら不良をアピールする格好ということです。
もちろん、それでも合格する高校もあるでしょう。
ただ、あえて不合格のリスクが高くなるのは覚悟しておきましょう。
ー コラム ー
通信制高校に「面接は必要」なのでしょうか?
そもそも、通信教育を受講するのに面接、って変だと感じませんか。
ユーキャンでもベネッセでも、通信教育はお金さえ払えば受講できる、これが常識です。
実際、通信制高校でも日常で生徒が顔を合わせない「在宅コースは面接が無い」のが当たり前です。
でもサポート校に通うなどの「通学コース」は、逆に面接試験があるのが普通です。
なぜ?
通学コースなら人間関係が生じるからです。
教室という一種の集団生活の空間を過ごすのですから「周りに迷惑を与える」生徒は避けたいのです。
ただ、その基準は(全日制もそうですが)私立高それぞれの方針で異なります。
事前に教室見学で訪問した際に、ストレートに(金髪は許されるかダメか、等)質問することをおすすめします。
3. まとめ
通信制高校の面接では滅多なことでは不合格にならないので安心してください。
生徒の人となりを知るのが面接の主な目的です。
面接で必ず尋ねられるのは「志望動機」です。
中学校生活や将来の夢なども尋ねられることが多いです。
例外的に不合格になるのは、以下のような場合です。
まったくやる気が無いことをあからさまに示す
日本語が出来ず、勉強についていけない
精神的・肉体的障害(環境の整った特別支援学校が適切)
服装・髪型は制服または清潔感のある服装ならば大丈夫です。
自ら不良をアピールする格好は、不合格の可能性を高めると言えるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ほとんどの場合、面接試験で合否が決まると考えてください。
では通信制高校の面接に受かるには、どうしたらいいでしょうか。
ポイントを分かりやすく解説します。
1. 合格するポイント
通信制高校の面接は落とすことが目的ではないです。
生徒の人となりを知り、適切なサポート方法を検討するヒントにする、というのが主な目的です。
だから滅多なことでは面接で不合格にならないのです。
しかし、それでも不合格になる場合があります。
不合格になるケースについて具体例で解説します。
(ほとんどの場合は合格ですので、不合格のケースを知るだけで十分です)
また、面接でどんな質問がされるかも知っておいたほうが安心ですね。
これも具体的にお話します。
1.1 不合格になるケース
以下に述べるケースは不合格になる可能性が高いです。
まったくやる気が無い
勉強についていけない
環境が合わない
それぞれについて、私が経験した具体例で説明します。
1.1.1 まったくやる気が無い
志望動機をたずねたところ、その答が
「親に行けと言われたから」でした。
では、自分では入りたくないの?と尋ねると
「どこにも行かないよりマシだから」という答。
ここまで「まったくやる気が無い」ことを耳にするのは、滅多にありません。
結果はどうだったか…ご想像におまかせします。
1.1.2 勉強についていけない
母親が東南アジアの国の人で、日本人の男性と再婚。
中3で日本に連れられてきて、公立中学に入り、おはよう、さようなら程度の日本語会話しか出来ない。
面接は英語で行い、人柄は良いことを確認。
読み書きを確かめるために、簡単な国語の筆記テストを実行。
そして判明したのは「漢字がまったく分からない」ということ。
これではレポートを自分で進めることは不可能です。
その結果として「お金はかかっても1対1の家庭教師スタイル」の通信制高校・サポート校をおすすめしました。
1.1.3 環境が合わない
とことん大人しい、だから人に迷惑をかけるわけではない。
ただ、人が怖くて一言も話せず、精神的な障害が明らかで、保護者同伴でないと指導は困難と見られる。
障害のある方には、それなりの人員・設備がそろったところが必要です。
(大抵は公立の施設になります)
中途半端に受け入れるのは無責任な行為になります。
身体的な障害も同じです。
無責任に受け入れることは命の危険に直結します。
通信制高校ではなく人員・設備の整った特別支援学校を検討しましょう。
1.2 面接の内容
「志望理由」は必ず尋ねられると保証してもいいでしょう。
なぜ入りたいか、というのはどんな入学面接でも就職面接でも必ず尋ねられる質問です。
どういう理由で入学したいのか、は面接官が一番興味のあることです。
次によく尋ねられるのは「将来の夢や進路の希望」です。
何も決まっていなくても問題ありません。
「これから考えていきたい」でも立派な答です。
そして、あとは今までの中学校生活や部活動の経験が尋ねられるでしょう。
今までの人生の過ごし方を知り、今後の指導に活かしたいからです。
以上の質問をまとめると、面接を受ける人の「過去・現在・未来」について尋ねられる、と考えて良いと思います。
それはすべて生徒の人となりを知りたいからです。
上手に答えられなくても、それで不合格にはならないことを覚えておいてください。
前の項で述べたように、落ちるのは「まったくやる気がない、とか反抗的な姿勢」の場合くらいでしょう。
だから安心して、素直に自分の気持ちを話してください。
2. 服装・髪型
面接は見た目も大切です。
しかし難しく考える必要はありません。
服装や髪型で落ちることは、とても稀です。
しかし、最低限のマナーも守れていないと落ちるかもしれません。
良い例・悪い例を示しますので参考にしてください。
2.1 服装・髪型の良い例
もっともオススメは中学生なら中学校の制服、高校生なら高校の制服を着ていくことです。
髪は地毛の色で、派手なアクセサリーは身に着けないでいくこと。
これだけで完璧です!
もちろん私服で構わないです。
一言でいえば清潔感を意識した服装が好ましいです。
夏ならば薄着で構いませんが、ジャケットを羽織ると好感度は上がるでしょう。
2.2 服装・髪型の悪い例
リラックスした雰囲気で結構ですが、以下だけは注意しましょう。
鼻ピアス・金髪に、革ジャンのような威圧感を与える服装はバツですね。
椅子にもたれて足を組んで、スマホとペットボトルを手にしながら…
つまり自ら不良をアピールする格好ということです。
もちろん、それでも合格する高校もあるでしょう。
ただ、あえて不合格のリスクが高くなるのは覚悟しておきましょう。
ー コラム ー
通信制高校に「面接は必要」なのでしょうか?
そもそも、通信教育を受講するのに面接、って変だと感じませんか。
ユーキャンでもベネッセでも、通信教育はお金さえ払えば受講できる、これが常識です。
実際、通信制高校でも日常で生徒が顔を合わせない「在宅コースは面接が無い」のが当たり前です。
でもサポート校に通うなどの「通学コース」は、逆に面接試験があるのが普通です。
なぜ?
通学コースなら人間関係が生じるからです。
教室という一種の集団生活の空間を過ごすのですから「周りに迷惑を与える」生徒は避けたいのです。
ただ、その基準は(全日制もそうですが)私立高それぞれの方針で異なります。
事前に教室見学で訪問した際に、ストレートに(金髪は許されるかダメか、等)質問することをおすすめします。
3. まとめ
通信制高校の面接では滅多なことでは不合格にならないので安心してください。
生徒の人となりを知るのが面接の主な目的です。
面接で必ず尋ねられるのは「志望動機」です。
中学校生活や将来の夢なども尋ねられることが多いです。
例外的に不合格になるのは、以下のような場合です。
まったくやる気が無いことをあからさまに示す
日本語が出来ず、勉強についていけない
精神的・肉体的障害(環境の整った特別支援学校が適切)
服装・髪型は制服または清潔感のある服装ならば大丈夫です。
自ら不良をアピールする格好は、不合格の可能性を高めると言えるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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