通信制高校から大学進学する勉強方法は?3つの選抜方式に最適な方法をご案内します
2021/07/17
通信制高校を卒業すると、全日制と全く同じ卒業資格が得られます。
だから普通に大学・短大・専門学校を受験して入学できます。
通信制課程だからと不利になることは一切ありません。
ただし通信制高校は全日制高校よりも授業時間が少ないのは事実です。
そのことで大学進学について不安になる人もいるでしょう。
通信制高校から大学進学するには、どのような勉強方法があるのでしょうか。
順を追って解説していきます。
1. 大学進学する「受験方式別」の勉強方法
一口に大学進学といっても、大学に進学するには色々な方式があります。
それは次の3つに大別されます。
一般選抜(旧一般入試)
学校推薦型選抜(旧推薦入試)
総合型選抜(旧AO入試)
それぞれの方式で対策は異なります。
以下で詳しく見ていきましょう。
1.1 一般選抜
2019年度まで一般入試と呼ばれていたのが一般選抜です。
国語や英語などの普通の学力テストを行う方式です。
通信制高校の普通の学習だけでは大学入試の学力テストには対応できないと考えてください。
単位修得のためのレポートやテストは、基礎学力の確認というレベルに過ぎないからです。
では、どうしたら良いのか?
通信制高校・サポート校の外の大学受験の予備校に通うのが一番のおすすめです。
実際、私の経験からも、通信制高校から国立大学や早慶上智といった上位校に進んだ生徒は、大半がこのパターンです。
つまり大学受験にダブルスクール(予備校でも学ぶこと)は常識と考えてください。
餅は餅屋と言います。
何かを専門にしている人にはかなわない、という意味です。
大学受験を目指すなら大学受験を専門にしているスクールが一番です。
小中学生の学習塾選びを考えれば分かりやすいと思います。
例えば中学受験を目指すなら、どちらを選びますか?
「小学生・中学生・高校生すべてを受け入れている塾」か「中学受験専門塾」か。
そう、何でも屋さんではなく「中学受験専門塾」のほうが信頼できそうですね。
※注意
もちろん人には向き不向きがあります。
予備校よりも家庭教師が良い人、近所の小さな個人塾のほうが合っている人、など色々です。
予備校は本筋ではありますが、あくまでも自分に合った指導法を選ぶことが肝心です。
結論です。
一般選抜なら予備校で受験勉強することをおすすめします。
ただし合わなければ家庭教師や個人塾など他の方法も検討しましょう。
1.2 学校推薦型選抜
2019年度まで推薦入試と呼ばれていたのが学校推薦型選抜です。
文字通り学校に推薦してもらうことが必要です。
推薦書を書いてもらうわけです。
私立大学・短大では約40%が学校推薦型選抜で入学しています。
通信制高校の生徒にとって、とても有力な入学方式と考えてください。
学校推薦型選抜は次の2つに分かれます。
指定校推薦
公募型推薦
指定校推薦は、大学が高校に1名~3名の枠を与えて、条件にかなった生徒を推薦してもらいます。
人数に限りがありますので、希望者数が枠を超えた場合には、校内選抜で選ばれる必要があります。
公募型推薦の場合には人数の制限はありません。
いずれの場合でも推薦してもらうためには評定基準を満たす必要があります。
たとえば大学によって、5段階評価で3.8以上、のように指定をしてきます。
学校推薦型選抜では、テストとして面接試験と小論文課題が課される場合が多いです。
もちろん面接・小論文対策も重要です。
しかし、一般的には比重の高いのは5段階評価と考えて良いでしょう。
では、成績の5段階評価は、どのような基準で決まるのでしょうか。
テストの点数の他に提出物や授業態度など総合評価、ということにはなっています。
だとしても、実際にはこテストの点数でほとんど決まるというのは周知の事実でしょう。
だから通信制高校の普段の学習に真面目に取り組むのが一番、ということになります。
結論です。
学校推薦型選抜なら普段の勉強を大切にしてテストで高得点をとるのが一番です。
1.3 総合型選抜
総合型選抜はAO入試と呼ばれてきました。
AOというのはAdmissions Officeの略語で、入学審査事務局、という意味です。
そしてAO入試は、主に面接や小論文で選考を行ってきました。
大学にはアドミッションポリシーというものがあります。
アドミッションポリシーは入学者の受け入れ基準、つまり「どういう生徒に入って欲しいか」を文字化したものです。
高校での成績よりもアドミッションポリシーに沿った生徒かどうか、が主な選考基準となります。
だから事前に、受験する大学のアドミッションポリシーをよく理解しておく必要があります。
合格のポイントは面接や小論文でアドミッションポリシーに合った生徒かどうかを判定することにあるからです。
結論です。
総合型選抜ならアドミッションポリシーをよく理解して面接や小論文に備えることが一番の対策になります。
2. まとめ
大学進学には3つの方式があります。
勉強方法はそれぞれ異なります。
一般選抜なら大学受験の予備校に通うことがおすすめです。
学校推薦型選抜なら普段のテストで高得点を目指しましょう。
総合型選抜ならアドミッションポリシーの研究が最も大切です。
どれが自分に合っているか、ということも忘れずに考慮に入れてください。
そして適切な勉強方法で、効率よく大学合格を目指しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
だから普通に大学・短大・専門学校を受験して入学できます。
通信制課程だからと不利になることは一切ありません。
ただし通信制高校は全日制高校よりも授業時間が少ないのは事実です。
そのことで大学進学について不安になる人もいるでしょう。
通信制高校から大学進学するには、どのような勉強方法があるのでしょうか。
順を追って解説していきます。
1. 大学進学する「受験方式別」の勉強方法
一口に大学進学といっても、大学に進学するには色々な方式があります。
それは次の3つに大別されます。
一般選抜(旧一般入試)
学校推薦型選抜(旧推薦入試)
総合型選抜(旧AO入試)
それぞれの方式で対策は異なります。
以下で詳しく見ていきましょう。
1.1 一般選抜
2019年度まで一般入試と呼ばれていたのが一般選抜です。
国語や英語などの普通の学力テストを行う方式です。
通信制高校の普通の学習だけでは大学入試の学力テストには対応できないと考えてください。
単位修得のためのレポートやテストは、基礎学力の確認というレベルに過ぎないからです。
では、どうしたら良いのか?
通信制高校・サポート校の外の大学受験の予備校に通うのが一番のおすすめです。
実際、私の経験からも、通信制高校から国立大学や早慶上智といった上位校に進んだ生徒は、大半がこのパターンです。
つまり大学受験にダブルスクール(予備校でも学ぶこと)は常識と考えてください。
餅は餅屋と言います。
何かを専門にしている人にはかなわない、という意味です。
大学受験を目指すなら大学受験を専門にしているスクールが一番です。
小中学生の学習塾選びを考えれば分かりやすいと思います。
例えば中学受験を目指すなら、どちらを選びますか?
「小学生・中学生・高校生すべてを受け入れている塾」か「中学受験専門塾」か。
そう、何でも屋さんではなく「中学受験専門塾」のほうが信頼できそうですね。
※注意
もちろん人には向き不向きがあります。
予備校よりも家庭教師が良い人、近所の小さな個人塾のほうが合っている人、など色々です。
予備校は本筋ではありますが、あくまでも自分に合った指導法を選ぶことが肝心です。
結論です。
一般選抜なら予備校で受験勉強することをおすすめします。
ただし合わなければ家庭教師や個人塾など他の方法も検討しましょう。
1.2 学校推薦型選抜
2019年度まで推薦入試と呼ばれていたのが学校推薦型選抜です。
文字通り学校に推薦してもらうことが必要です。
推薦書を書いてもらうわけです。
私立大学・短大では約40%が学校推薦型選抜で入学しています。
通信制高校の生徒にとって、とても有力な入学方式と考えてください。
学校推薦型選抜は次の2つに分かれます。
指定校推薦
公募型推薦
指定校推薦は、大学が高校に1名~3名の枠を与えて、条件にかなった生徒を推薦してもらいます。
人数に限りがありますので、希望者数が枠を超えた場合には、校内選抜で選ばれる必要があります。
公募型推薦の場合には人数の制限はありません。
いずれの場合でも推薦してもらうためには評定基準を満たす必要があります。
たとえば大学によって、5段階評価で3.8以上、のように指定をしてきます。
学校推薦型選抜では、テストとして面接試験と小論文課題が課される場合が多いです。
もちろん面接・小論文対策も重要です。
しかし、一般的には比重の高いのは5段階評価と考えて良いでしょう。
では、成績の5段階評価は、どのような基準で決まるのでしょうか。
テストの点数の他に提出物や授業態度など総合評価、ということにはなっています。
だとしても、実際にはこテストの点数でほとんど決まるというのは周知の事実でしょう。
だから通信制高校の普段の学習に真面目に取り組むのが一番、ということになります。
結論です。
学校推薦型選抜なら普段の勉強を大切にしてテストで高得点をとるのが一番です。
1.3 総合型選抜
総合型選抜はAO入試と呼ばれてきました。
AOというのはAdmissions Officeの略語で、入学審査事務局、という意味です。
そしてAO入試は、主に面接や小論文で選考を行ってきました。
大学にはアドミッションポリシーというものがあります。
アドミッションポリシーは入学者の受け入れ基準、つまり「どういう生徒に入って欲しいか」を文字化したものです。
高校での成績よりもアドミッションポリシーに沿った生徒かどうか、が主な選考基準となります。
だから事前に、受験する大学のアドミッションポリシーをよく理解しておく必要があります。
合格のポイントは面接や小論文でアドミッションポリシーに合った生徒かどうかを判定することにあるからです。
結論です。
総合型選抜ならアドミッションポリシーをよく理解して面接や小論文に備えることが一番の対策になります。
2. まとめ
大学進学には3つの方式があります。
勉強方法はそれぞれ異なります。
一般選抜なら大学受験の予備校に通うことがおすすめです。
学校推薦型選抜なら普段のテストで高得点を目指しましょう。
総合型選抜ならアドミッションポリシーの研究が最も大切です。
どれが自分に合っているか、ということも忘れずに考慮に入れてください。
そして適切な勉強方法で、効率よく大学合格を目指しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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